外国債券ETFの選択肢は少ない
投資における主な4つの投資対象といえば、以下の4つです。
・国内株式
・海外株式
・国内債券
・海外債券
でも、ETFでポートフォリオを組もうと思った時に、債券系は銘柄が圧倒的に少ないので困ってしまいます。
銘柄数(ブログ執筆時点)
・国内株式 … 190銘柄
・海外株式 … 74銘柄
・国内債券 … 1銘柄
・海外債券 … 22銘柄
債券系は流行らないのか、国内債券は1銘柄しかありません。
⇒ 2510 国内債券・NOMURA‐BPI総合連動型上場投信
外国債券は、22銘柄はあるんですが、全世界に投資する分散投資効果が幅広く効いている銘柄は、以下の3つだけです。
・2511 外国債券・シティ世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジなし)
・2512 外国債券・シティ世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジあり)
・1677 上場インデックスファンド海外債券
ですが、「1677 上場インデックスファンド海外債券」は、一単元購入するのに、50万円もかかります。
お金持ちじゃないと買えないですね。
2511、2512 外国債券・シティ世界国債インデックス であれば、1万円程度で買えますので、選ぶならこのどちらか、といったところでしょう。
純資産額が少ないのが気になるところ
この2511、2512ですが、悩ましいのが、純資産額が5億円程度しかないところです。純資産額が少ないETFは、流動性が低く、売りたい時に売れないリスクがあります。
また、人気がないETFと見なされると、強制償還になることがありますので、注意が必要です。
ですが、2511、2512ともに、2017年12月に上場したばかりの新しい銘柄です。
東証のマーケットメイク対象ETFにも選ばれています。
「長期投資に向いているETFに流動性を提供してくれるマーケットメイカーに対し、東証が手数料の割引などのインセンティブを与える」制度に選ばれているので、優秀なファンドのお墨付きが得られている、ということですね。
信託報酬も0.12%!とっても低いです
ETFで気になる信託報酬は、0.12%と破格の低さです。
やはりETFはコストが安いです。
長期保有すればするほど、信託報酬はパフォーマンスに影響してきますので、これはgoodポイントですね。
分配金ももらえます
ETFは利益が出た分は、分配金がもらえます。
(タコ足の毎月分配型 投資信託と違って、利益しか配分されません)
2511、2512は、分配金利回りは0.8%程度ですが・・・。
半年に一度貰えるので、少しですがほっこりした気分になれるかも。
まとめ:2511と2512 外国債券・シティ世界国債インデックス で、世界全体の債券に投資しよう
2511と2512が扱いやすく、お得、かつ数少ない外国債券ETF投資の選択肢だ、ということがお分かり頂けたかと思います。
ぼくもどんどん、2511、2512に投資していこうと思いますので、流動性が高まると嬉しいです。強制償還のリスクも減りますし。。
変な毎月分配型ファンドを買うくらいだったら、この2銘柄に投資した方が良いと思いました。
※ただし、投資は自己責任で!