メモ:過去記事を移行したので 2021 年時点では内容が古い可能性があります。
以前、SBI証券で個人型確定拠出年金(iDeco)をはじめたのですが、評価額がいきなりマイナスになってて驚きました。
よく確認してみると、運用商品の欄だと、250円ほどしかマイナスになっていないのに、全体では3,298円のマイナスになっています。なぜだろう?
事務手数料が引かれていたみたい
なんとなく手数料っぽいなぁと思ったので、さっそく履歴ページを調べてみました。 やっぱり事務手数料が引かれてました。
詳しいことはSBI証券のHPに載っていました。 国基連(国民年金基金連合会)手数料が2,983円。事務委託手数料が64円だそうです。 もう少し詳細を調べてみました。
iDeCo加入時の手数料
SBI証券のHPによると、iDeCo加入時に、国民年金基金連合会に、2,777円の手数料を払うことにいました。
口座管理手数料と事務委託料
更に毎月以下の口座管理手数料と事務委託料がかかります。
計算してみると……
になります。 国連基手数料が2ヶ月分、事務委託料は1ヶ月分引かれているのが謎ですが、多分タイミングの問題だと思います。
しかし驚きだったのは、拠出額の中から引く事ですね!
パフォーマンス低下するじゃないか。
こんなに手数料取られてペイするのか?
今一度手数料を整理すると、
- iDeCo加入時…2,777円
- 毎月…167円(国連基103円 + 事務委託64円)
がかかります。 iDeCo加入時の手数料は一時的なものとして、毎月の手数料は167円です。
も年間で費用がかかることになります。
ちなみに、ぼくの場合は毎月12,000円が拠出限度額です。(人によって異なります)
年間144,000円の拠出額のうち2,004円が手数料で、口座管理のために、約1.4%の費用がかかることになります。
もちろん、2年目は288,800円のうちの2,004円が手数料になるので、約0.7%になります。3年目以降はもっと減っていきますね。
iDeCoはじめるなら早いに越したことはないですね。 また、年金として給付される際にも、毎回432円の手数料がかかります。運用資産額が少ないと手数料だらけで損しそうな勢いです。
手数料取られても結局はお得
では手数料ばっかり取られてiDeCoは損なのか、そんなことはありません。(ダジャレじゃないですよ) iDecoは節税効果がかなり高いので、手数料分は十分にペイします。 節税シミュレーターで試算してみました。
30歳、配偶者・子無し 課税所得400万円の場合
なんと43,800円も節税効果があります。
試算の詳細条件はこちら。
手数料が高くてもこれだけ節税効果があれば帳消しにできますね。
iDeCoで何も買わなくても驚異の利回り30%!!すごいですね!! でもどうせなら更に投資で利益を出したいところですね。
iDeCoは投資家に有利な低コスト投信が沢山
iDeCoで購入できる投信は低コストで良質なファンドが揃っています。 ぼくはSBI証券で以下のファンドを運用しています。
- EXE-i先進国株式ファンド(信託報酬:0.2484%)…40%配分
- EXE-i新興国株式ファンド(信託報酬:0.2484%)…20%配分
- 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド(信託報酬:0.1728%)…30%配分
- 三菱UFJ国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)(信託報酬:0.1296%)…10%配分
インデックス投信でコツコツ積み立てていきたいと思います。 あとは「ひふみ年金」も気になったんですが、インデックス投信の方が安定感があるかな、と思ってポートフォリオには入れてません。(でも後で買うかも。。)
そういえば利益も非課税
基本的すぎて忘れてたんですが、iDeCoは利益が非課税なのがお得ポイントですよ!
まとめ:結局iDeCoはお得
iDeCoは手数料が高いですが、節税効果で全然ペイできますし、低コストや優良ファンドを各社取り揃えてきてます。 しかも利益は非課税!
もうiDeCoを始めてる人は改めて復習ですよ!まだの人はぜひ始めましょう!お得ですよ^^ ※ただし、投資は自己責任で。
iDeCoは強制積立だから、下がっても気にしなくて大丈夫ですよ。