ここ最近、米国株が好調なので購入タイミングを図っています。
高値掴みはしたくないですし。
昔、株は春高冬低という記事を見たような気がして、何月に株を買うのがお買い得なのか、過去データから調べてみました。
今回は、日本株(TOPIX)と米国株(S&P500)で調べてみます。
10年分の株価の月次推移を集計
まずは、株価の月次推移をグラフにしてみました。
データはinvesting.comから、2009年~2018年のTOPIX、S&P500の月末時点の値を入手しました。
1月を「1」として、他の月が1月対比、何倍になっているのかをグラフにしています。
TOPIX
見え難いですが、黄色の2011年、薄い水色の2018年以外は概ね12月には1以上になっています。株式市場が1年間の間に成長している事が分かりますね。
S&P500
次に米国株のS&P500です。こちらも黄色の2011年、薄い水色の2018年以外は概ね12月には1以上になっています。
日本株は米国株に引きづられやすいので、TOPIXとS&P500は同じような動きになっているんでしょうね。
年末よりは年初に買った方が良い
一旦、ここまでで分かったのは、1月対比上昇しなかったのは、2年だけ(2011年、2018年)であり、残り8年は1月よりも上昇していました。
ですので、過去データから「年初からどんどん株を購入していった方がいい」ことが分かります。
何月に株を買うのが一番お得?
更に踏み込んで、何月に株を買うと一番お得かを調べてみます。
TOPIX
2009年~2018年の各年で、月末時点の株価をランキングにしてみました。
この表だと見づらいので、更に「TOP3に入った回数」「ワースト3に入った回数」にまとめました。
TOP3に入った回数
やはり12月が5回とトップです。その前の11月も4回となっています。
意外なのが、1月も4回で2位にランクインしていることです。
年の途中で株価が下がって、年末にかけて持ち直すパターンもそれなりにある、ということですね。
ワースト3に入った回数
次にワースト3です。1月~3月が4回で同率ワースト1になっています。
1月は先程TOP3にも入っていましたので、2月 or 3月に買うのが一番お得と言えますね。
S&P500
さて、米国株も見ていきましょう。順位の一覧はこちら。
TOP3に入った回数
S&P500はTOPIXよりも分かりやすく、年末(10月~12月)が高値圏にランクインしています。
ワースト3に入った回数
ワースト3も同じく、1月~3月の年初がランクイン!
1月は圧倒的で8回も入っています。
米国株は、日本株よりも成長力が強いですね。
どうせ上がるから買うなら早いに越したことはない、と言わんばかりです。
まとめ:株は早く買った方がいい
日本株、米国株ともに、年初が低く年末が高い傾向が見られました。
特に米国株はその傾向が顕著でした。
勿論、投資は自己責任ですが、株を買うか悩んでいるなら今すぐ買った方がいいということです。
過去10年のデータがそれを物語っています。
(春高冬低なんて記憶違いでしたね)
また、日本株と米国株の場合は、米国株の方が成長性が圧倒的ですね。